この記事では、東野英心の晩年や最後について紹介します。
東野英心とは?
東野英心とは東京出身の俳優で、「あばれはっちゃく」シリーズや「中学生日記」シリーズなどに出演し人気を博しました。
俳優の道を志し、高校卒業後は俳優座に入所します。
1962年に「青かべ物語」に出演し、映画デビューを果たしました。
テレビドラマ「ウルトラマンタロウ」では、副隊長である荒垣修平を演じています。
東野英心の代表作の一つが「あばれはっちゃく」シリーズで、あばれはっちゃくと呼ばれる主人公のガキ大将・桜間長太郎の父親役を演じました。
東野英心の晩年
東野英心の晩年は、青少年の育成などの活動に力を入れて取り組んでいました。
そのきっかけはNHKで放送されたテレビドラマ「中学生日記」に出演したことにあります。
「中学生日記」は中学校を舞台にしたテレビドラマで、実際に教育現場で起こる様々な問題をテーマに取り扱っていました。
中学生の日常がリアルに表現されており、教育現場で教材として取り上げられることもあったようです。
東野英心は「中学生日記」において、生徒に理解ある教師役を演じました。
8年にわたって出演したことから、教育熱心な人物というイメージが定着したのです。
そのため青少年の育成団体などに招かれ、講演を行うことが多くなりました。
その講演はとても人気があり、素足になって講演会場を歩きながら話をするといったこともあったようです。
型破りなスタイルは、教育関係者からも注目されました。
また、晩年には子供向けの番組を復活させようという運動にも参加しています。
東野英心の死に様
東野英心は2000年、都内で会食中に突然倒れてしまいます。
病院に搬送されますが脳出血を発症しており、意識はあったものの徐々に容体が悪化してしまいます。
そして、病院に搬送された翌日に亡くなりました。
享年58です。
東野英心の死に様の信憑性
東野英心の死因は、高血圧性脳出血とされます。
日頃から血圧が高く、医師からは飲酒を控えるようにいわれていました。
しかし、お酒を控えることは難しかったようで、禁酒することはできませんでした。
それが脳出血の要因になったと考えられます。
まとめ
東野英心は、晩年は青少年の育成活動や子ども向け番組を復活させようという運動などに取り組んでいました。
会食中に倒れ、脳出血によって急逝します。
高血圧が原因の脳出血でした。
享年58です。