リヴァー・フェニックスの死因とは?
「リヴァー・フェニックス」とは?簡単に説明
1970年にアメリカのオレゴン州で生まれたリヴァー・フェニックスは、映画「スタンドバイミー」などに出演している人気映画俳優です。
母親がテレビ関係の仕事をしていたことにより、10歳のころから広告やテレビなどに出演し始めたリヴァーは15歳で映画デビューを飾り、翌年には「スタンドバイミー」に主演しています。
その後、1988年に出演した「旅立ちの時」ではアカデミー助演男優賞にノミネートされ、1991年に公開された「マイ・プライベート・アイダホ」ではヴェネツィア国際映画祭において男優賞を受賞するなど、若くして順調に役者の道を歩んでいましたが、1993年にウェスト・ハリウッドのナイトクラブにて、ヘロインとコカインのオーバードーズにより、心不全で死去しています。
人気絶頂期を迎えていた彼がまだ23歳の時のことでした。
「リヴァー・フェニックス」の死に様
1993年10月31日、リヴァー・フェニックスは友人であるジョニー・デップが経営していたナイトクラブ「ザ・ヴァイパー・ルーム」の入口近くで倒れているところを発見され病院に搬送されますが、緊急処置の甲斐もなく23歳という若さでこの世を去ってしまいます。
直接の死因となったのは、ヘロインとコカインを同時に過剰摂取したことによる心不全でした。
当時、俳優兼ミュージシャンとして活躍していたジョニー・デップが、ギタリストとしてステージで演奏していた最中に起こったできごとで、その演奏中リヴァーは友人たちと数種類のドラッグを同時に楽しんでいました。
ヘロインとコカインを交互に楽しむスピードボールと呼ばれていたドラッグをやり過ぎたリヴァーは、いつの間にか仲間の元を離れ、意識が朦朧となりながら自分の意志ではどうにもならない状態に陥っていきました。
そしてコントロールが効かない自分の身体を意識しながら、お店の入り口付近に倒れ込み、その後病院へ搬送されますが、最終的にはそのまま帰らぬ人となってしまいました。
「リヴァー・フェニックス」の死に様の信憑性
1993年に開業したナイトクラブ「ザ・ヴァイパー・ルーム」は、リヴァー・フェニックスだけではなく、キアヌ・リーブスやレオナルドディカプリオなどに加えて、レッド・ホット・チリ・ペッパーズやガンズ・アンド・ローゼズのメンバーなども来店するセレブリティ専用のクラブで、スーパースターの避難所として親しまれていました。
数多くの有名人や著名人が訪れ、お酒や麻薬などを楽しんでいたクラブとして知られ、ファンやパパラッチなどからの盗撮を気にすることなく楽しむことができた有名人たちのオアシスでした。
このクラブで日常的に麻薬を使用していたリヴァーは、亡くなった日にコカインとモルヒネなどを含む数種類の麻薬を同時に摂取したことによる「急性多剤中毒」を発症したことが原因で死亡しています。
この日クラブの舞台にも上る予定だったリヴァーでしたが、麻薬を過剰摂取してしまったことにより頭がおかしくなるほどハイになってしまい、ついには倒れこんで起き上がれなくなってしまいます。
そしてそのまま全身が痙攣してきたため病院に運び込まれましたが、そのまま死亡してしまいます。
クラブ内で意識を朦朧とさせているリヴァーをみつけた警備員は、本人から直接「ドラッグをオーバードーズしたみたいだ」というコメントを聞いたと言います。
「リヴァー・フェニックス」の小ネタ等
ヴィーガニズムとして知られていたリヴァー・フェニックスは、同時に反麻薬活動も行っていました。
当時、自身の飼い犬にまでヴィーガンを徹底していたリヴァーでしたが、実際には様々なストレスなどによりお酒だけではなく、数多くの麻薬の力も借りてしまっていたのでした。
まとめ
ジェームスディーンの再来とも言われたリヴァー・フェニックスは、23歳という短い生涯でしたが、当時のまばゆい輝きはいまだに色褪せることなくファンの心に焼き付いています。
