ミスター半導体「西澤潤一」の死に際とは?
この記事では西澤潤一の晩年と死に際について解説していきます。
「西澤潤一」とは?簡単に説明
日本のトランジスタ研究の父ともいえる「渡辺寧」氏に師事すると若くして頭角を現したのが「西澤順一」氏です。
突出した才能はとかく批判を集めるものですが、渡辺氏の庇護下において多くの実績を残し「ミスター半導体」の呼称を手に入れています。
師譲りの独創性で生み出された研究は“独創の東北大”の一翼を担いました。
静電誘導トランジスタをはじめ、現代社会に無くてはならない光通信、光ファイバーの提唱がされたのは50年代のこと。
独創的故に理解されず数々の発明は後発の研究者に特許がくだる不遇の天才でもありました。
「西澤潤一」の晩年
『首都大学東京』の学長を2009年3月に退いています。
この時既に傘寿を越えており、引退して悠々自適な生活を送るかと思いきや夏には『上智大学』の特任教授ならびに学院顧問へと就任。
4年後の2013年に創立100周年を迎える上智大学の大学改革と世界に並び立つ大学への更なる発展に寄与していく事になりました。
80歳を越えてなお飽くなき探求心は2つの研究に着目していました。
1つは電力用半導体の研究による大電力直流送電及。
もう一つは医療・医学に応用可能なテラヘルツ分野。
この2つの研究に最晩年は力を注いでいます。
さらに上智大学では同年10月に半導体研究所を新規設置、次世代の研究者育成と革新的な半導体技術の開発に尽力していく事になりました。
翌10年8月『生み出す力』12月『わたしが探究について語るなら』2冊の著書を出版しており、執筆活動にも精力的な動きを見せています。
「西澤潤一」の死に様
2018年10月21日5時14分、宮城県仙台市青葉区にある東北大学病院で永眠しています。
92歳没。
死後5日経過した26日にマスコミ各社から報道解禁。
既に近親者によって葬儀、告別式が済まされた事後報告となりました。
「西澤潤一」の死に様の信憑性
死因や闘病生活について一切公表されておらず、死亡、葬儀、告別式が終了した事後報告になりました。
生前の体調不良や既往症などについても一切情報は伝わっていないのが事実です。
これだけ情報が公表されない場合、仮に今後公表されても心不全と大きな括りでの発表しかないものと思われます。
まとめ
2018年10月21日5時14分、宮城県仙台市青葉区の東北大学病院で逝去。
92歳没。
死因については公表されていないため不明です。
報道されたのは10月26日のこと。
既に近親者によって葬儀及び告別式が済まされている事が明らかになりました。
