この記事では、「横山光輝」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「横山光輝」とは?
横山光輝とは、「鉄人28号」や「魔法使いサリー」「バビル2世」「三国志」等で知られる漫画家です。
会社勤めをしながら漫画を執筆し、1954年に「音無しの剣」で漫画家としてデビューしました。
1956年に「鉄人28号」を発表すると、大人気となり漫画家として地位を確立します。
巨大ロボット鉄人28号をめぐる物語で、テレビアニメ化もされました。
その後も、次々と人気漫画を世に送り出しています。
「横山光輝」の晩年
横山光輝は晩年、日本漫画協会賞優秀賞を受賞しました。
受賞作は横山光輝の代表作でもある「三国志」で、1971年から1986年の15年にわたって連載された作品です。
吉川英治の小説「三国志」をベースにしており、独自の解釈を加えながら主人公の劉備玄徳の登場から蜀の滅亡までを描いています。
累計発行部数は8000万部を突破している人気作です。
ただし、横山光輝は1997年に心筋梗塞を起こしており、療養生活を送るようになります。
その数年後には、片足を骨折したりもしています。
その後、執筆活動を再開しました。
1994年から2001年にかけて執筆されたのが「殷周伝説・太公望伝奇」です。
中国の伝奇小説を題材にした漫画で、殷の時代の末期から周の建国までを描いています。
「横山光輝」の死に様
横山光輝が亡くなったのは、2004年4月15日のことです。
自宅で火災が発生し、全身に火傷を負って病院に搬送されました。
その際、意識不明の状態だったといいます。
そのまま亡くなってしまいました。
享年69です。
2001年に完結した「殷周伝説・太公望伝奇」が横山光輝の遺作となります。
「横山光輝」の死に様の信憑性
横山光輝は火事によって亡くなりましたが、火事の原因は煙草の不始末といわれています。
横山光輝は、ヘビースモーカーとして有名でした。
それが自らの命を縮めることになってしまったのです。
また、亡くなる数年前に骨折していたため、足の状態も良くなかったといわれています。
そのため早く走ることができず、逃げ遅れてしまったという話もあります。
まとめ
横山光輝は晩年、心筋梗塞を発症したり骨折したりして療養生活を送っていました。
漫画の執筆活動は休止した時期もありますが、再開しています。
しかし、煙草の不始末が原因の火災で大火傷を負い、亡くなってしまいます。
享年69です。