「ナタリー・ウッド」の死に際とは?晩年や最期(死因)など分かりやすく解釈

「ナタリー・ウッド」の死に際とは?世界の人物

「ナタリー・ウッド」とは?ナタリー・ウッドの晩年とその死に様について信憑性も含め以下に詳しく解説します。

「ナタリー・ウッド」とは?簡単に説明

ナタリー・ウッドは1940~1960年代に活躍した往年の米ハリウッド女優です。

5歳の頃から子役として映画に出演し始め、「三十四丁目の奇蹟」で人気スターとなります。

その後も「理由なき反抗」「ウエスト・サイド物語」「草原の輝き」などの作品に出演し、大スターの座を確立します。

1957年に俳優のロバート・ワグナーと結婚するも5年後に離婚、その後お互い別の人と結婚しますが共に別れて、1972年に再び2人が再婚した話は有名です。

しかし、1981年に映画「ブレインストーム」の撮影中、ナタリー・ウッドは謎の死を遂げるのです。

43歳でした。



「ナタリー・ウッド」の晩年

ナタリー・ウッドは1957年に俳優のロバート・ワグナーと結婚しますが、その後離婚します。

破局後は俳優のウォーレン・ベイティと婚約するも結婚には至りませんでした。

1969年にプロデューサーのリチャード・グレグソンと結婚し、娘をもうけます。

やがてグレグソンとも破局したナタリー・ウッドはワグナーと2度目の結婚をしたことが有名な話となります。

ナタリー・ウッドは恋多き女優としても有名で、浮名を流した有名人にはエルヴィス・プレスリー、デニス・ホッパー、レイモンド・バー、クリストファー・ウォーケンなどの名があります。



「ナタリー・ウッド」の死に様

1981年11月29日、米カリフォルニア州のサンタカタリナ島の入り江でナタリーウッドの遺体が浮いているのが発見されます。

ナタリー・ウッドは新作映画「ブレインストーム」の撮影のためにこの地を訪れていました。

彼女は前日28日にこの映画で共演中だったクリストファー・ウォーケン、船長のデニス・デヴァーン、夫のロバート・ワグナーの3人と共にカリフォルニア州サンタカタリナ島の沿岸に停泊していたプライベート・ヨットで食事していたことが確認されています。

この男3人の証言が異なるなど不可解なこともありましたが、ロサンゼルス郡保安局の2週間にわたる捜査の結果、事故死と断定します。

しかし、事件当時より「事故ではない」「殺されたんだ」という噂が絶えませんでした。

2011年になって船長のデニス・デヴァーンの偽証が発覚し、ロサンゼルス郡保安局が事故の再捜査に乗り出して、「不慮の水死」と言う解剖所見を「沈溺とその例外の要因が引き起こした死」と訂正しています。

つまり事故死という断定を撤回したのでした。

そして捜査官たちはロバート・ワグナーを正式に妻の死にかかわる重要参考人としたのです。

偽証の内容は「あの夜、ナタリー・ウッドが失踪する直前にロバート・ワグナーと激しく口論していたことを隠していたこと」のようです。

「ナタリー・ウッド」の死に様の信憑性

ナタリー・ウッドの死に関しては解明されていない点がまだ多く、事故死との断定は撤回されましたが、殺人と断定できるところまでには行っていないようです。

一方、重要参考人とされたロバート・ワグナーは事件の関与を否定し、弁護士を立てて警察の事情聴取に応え嫌疑を晴らしていますが、捜査協力には頑なに拒否するという疑わしい行動も取っています。

よって現時点では信憑性の如何は言及できず、真相解明は今後の捜査にかかっていると言えます。

まとめ

ロバート・ワグナーによる殺人の線が濃くなってきたような印象を受けますが、すでに事件から42年が過ぎようとしています。

果たして真相に行き着けるのでしょうか。

今後の捜査の動向が気になるところです。

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