喫煙はバカなことである. . . 気付くのが遅かった?
「ヨハン・クライフ」の散り際とは?この記事ではヨハン・クライフの晩年と散り際について解説します。
「ヨハン・クライフ」とは?簡単に説明
オランダ代表で歴代ベストイレブンを作った時に「マルコ・ファンバステン」や「アリエン・ロッベン」や「ウェズレイ・スナイデル」といった自分の世代に近い選手の名前を挙げる人は多いはずです。
しかし世代を超越して選ばれるプレイヤーが「ヨハン・クライフ」だと言っていいでしょう。
1974年西ドイツ開催のワールドカップで躍進したオランダ代表の戦術『トータル・フットボール』を体現した人物です。
指導者になってからもFCバルセロナで三連覇、「グアルディオラ」氏をユースから引き上げた慧眼など力を発揮しました。
「ヨハンクライフ」の晩年
現在『FCバルセロナ』の会長である「ジョアン・ラポルタ」氏が2015年の会長選で破れ、同派のクライフ氏は影響力が低下。
一方で古巣『アヤックス』ではテクニカルアドバイザーを務めていました。
しかしリーグでは勝てても『チャンピオンズリーグ』では不振。
育成路線を標榜するクライフ氏に不満、そして批判の声も高まりつつありました。
それは15-16シーズンのチャンピオンズリーグ第3次予選でオーストリアの『ラピッドウィーン』に破れたことで加速。
そんなおり体調不良が発覚しています。
「ヨハンクライフ」の死に様
15年10月22日、スペインバルセロナでの検査により、肺癌に罹患している事が発覚。
11月には『アヤックス』のテクニカルアドバイザーを辞任して、自宅のあるスペイン・バルセロナで治療に専念することになりました。
16年2月13日には自身の公式サイトで治療が良い方向に進んでいると公表しますが、約1ヶ月後の3月24日に永眠しています。
68歳没。
死因は肺癌によるものでした。
「ヨハンクライフ」の死に様の信憑性
闘病生活についてはさほど語られていませんが「癌を倒す抗がん剤は、私の友人みたいなもの」と本人が語っている通り、抗がん剤主体の治療を行っていたようです。
その一方でサッカーファンならクライフ氏がヘビースモーカーなのは周知の事実。
現役時代と言わず15歳の時から喫煙をしており、ハーフタイム中にも一服していたのは有名な話です。
監督時代は言わずもがな、91年には心筋梗塞も起こしていますが、喫煙が大きな要因になっているのは間違いないでしょう。
また2月13日の発言に関しては、絶対負けを認めないであろうクライフ氏らしいコメントであるのは間違いありません。
まとめ
「ヨハン・クライフ」氏は2016年3月24日にスペイン・バルセロナの病院で死去、68歳でした。
死因は肺癌によるもので、抗がん剤治療を受けていることを15年11月に話した以外の闘病生活はプライバシーを理由に今のところ表には出てきていません。
15歳の時から喫煙をはじめ、サッカーファンならば誰もが知るヘビースモーカーでした。
91年の心筋梗塞と併せて、死因の肺癌の大きな要因になったのは間違いないでしょう。