この記事では、「ドナ・サマー」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「ドナ・サマー」とは?
「ドナ・サマー」とはアメリカのボストン出身の歌手で、ディスコ・ミュージックの第一人者として活躍した人物です。
Queen of Disco(ディスコの女王)と呼ばれることもあります。
1968年にヨーロッパで行われたミュージカル「ヘアー」でデビューを果たします。
1970年代にディスコ・ミュージックで一世を風靡し、1978年にはアルバム「Live And More」が全米で一位を獲得しました。
グラミー賞も5回受賞しています。
「ドナ・サマー」の晩年
「ドナ・サマー」の全盛期は1970年代後半から1980年代前半にかけてです。
ディスコ・ブームを巻き起こすなど大人気となりますが、その後はヒット曲には長く恵まれず低迷する時代が続きます。
ディスコ・シンガーの枠組みから抜け出そうと試行錯誤が続きました。
ただし、低迷しているとはいってもディスコ・クイーンとして高い人気があり、ビルボードのダンス・チャートでは常にトップテンには入っていました。
そして、2008年にオリジナルアルバム「Crayons」をリリースします。
続いて「I’m a Fire」「Stamp Your Feet」「Fame (The Game)」「To Paris With Love」とシングル曲を立て続けにリリースしていきます。
これらの曲は全てビルボードのダンス・チャートで1位を獲得しました。
「ドナ・サマー」の死に様
「ドナ・サマー」は、2015年5月に亡くなります。
死因は肺がんでした。
享年63です。
肺がんであることは公表していません。
当時は新しいアルバムを制作中だったため、完成するまで病気であることは伏せる予定だったといいます。
結局、亡くなるまで公表されませんでした。
「ドナ・サマー」の死に様の信憑性
「ドナ・サマー」の死因は肺がんですが、肺がんというと煙草が原因と思われがちです。
しかし、煙草を吸っているからといって必ず肺がんになるわけではないですし、喫煙者ではなくても肺がんになることはあります。
「ドナ・サマー」も喫煙者ではありませんでした。
本人は2011年に起きたアメリカ同時多発テロ事件で、有害な化学物質を吸ったせいで肺がんになったと信じていたという話もあります。
まとめ
「ドナ・サマー」は晩年も音楽活動を行っていました。
肺がんのため63歳で亡くなっています。