この記事では、「スティーブ・マックイーン」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「スティーブ・マックイーン」とは?
「スティーブ・マックイーン」とは、1960年代から1970年代にかけて活躍したアメリカの俳優です。
本格的なアクション俳優として一時代を築き上げました。
代表作となる映画には、「大脱走」や「荒野の七人」「砲艦サンパブロ」「シンシナティキッド」「華麗なる賭け」等があります。
また、オートバイとレースカーを愛していることでも有名で、映画でスタントが必要なシーンも自ら運転していたといいます。
「スティーブ・マックイーン」の晩年
「スティーブ・マックイーン」は晩年、体調不良に悩まされていました。
咳が止まらず息切れが起こることもあります。
禁煙したり抗生物質などで治療を行いましたが、回復しませんでした。
その頃、アクション映画「ハンター」に出演しています。
賞金稼ぎを描いた映画で、「ハンター」を撮り終え精密検査を受けました。
その結果、アスベストを吸い込んだことによる中皮腫を患っていることが判明します。
中皮腫はがんの一種で、その後広範囲に転移が及びました。
「スティーブ・マックイーン」は病状を内緒にしようとしますが、情報が漏れ末期がんであることが明らかとなります。
「スティーブ・マックイーン」の死に様
「スティーブ・マックイーン」の病状は重く、アメリカでは既にさじが投げられた状態でした。
しかし、生きることを諦めてはおらずメキシコで手術を受けることを決断します。
腹部に巨大な腫瘍ができており、それを切除することにしたのです。
しかし、腹部とそれ以外に転移していた腫瘍を除去する手術を受けたところ心停止し、そのまま亡くなりました。
享年50です。
「スティーブ・マックイーン」の死に様の信憑性
「スティーブ・マックイーン」がメキシコで手術をすることになったのは、アメリカで引き受けてくれる病院がなかったからです。
腫瘍の摘出手術は非常にリスクが高く、心臓は手術に耐えられないと警告されていました。
それが現実のものとなり、結局亡くなってしまうのです。
ただし、手術を受けなかったとしても末期がんであることに変わりはないので、長くは生きられなかったことでしょう。
「スティーブ・マックイーン」は、眠っている間に亡くなりました。
まとめ
「スティーブ・マックイーン」は晩年は咳に悩まされており、アスベスト被ばくによる中皮腫であることが分かります。
そして腫瘍の摘出手術を受けたところ、心停止し亡くなりました。
享年50です。