漫才ブームで人気を極めた後、ボケとツッコミで別れた明暗。
この記事では松本竜介の晩年、そして最期について迫ります。
「松本竜介」とは?簡単に説明
70年代後半の第一次漫才ブームにおいてB&B、ザ・ボンチ・ツービートといったトップグループに迫る若手コンビだったのが上方の有望株であった紳助竜介です。
松本竜介はグランド花月の進行スタッフからの転身で島田紳助の三人目の相方、ツッコミ役として頭角を現しました。
漫才ブーム終了後は島田紳助が日の当たる街道を歩いたのとは逆に日陰・苦難の道を歩むことになりました。
コンビ間格差が激しくなるにつれ、夕刊紙、週刊誌では彼の現在がクローズアップされていくことになりました。
「松本竜介」の晩年
紳助竜介のコンビ解散は2000年代に放送された「松紳」などで紳助が語っている通り余力を残しての解散でした。
しかしその後は明暗がはっきりと分かれることになりました。
表舞台では見る機会もなくなり、話題になったのは1998年におけるアダルトビデオの製作失敗が東京スポーツなど夕刊紙で取り上げられる程度でした。
その後は名古屋・大阪と風俗関連の仕事につき、名物キャラクターとして話題を呼びました。
「松本竜介」の死に様
2006年の3月22日も自身が店長を務める風俗案内所に勤務していましたが、当日の夜になって強烈な頭痛が竜介を襲いました。
かつてないほどの痛みで救急車を呼んで欲しいとスタッフに伝えるほどでした。
その後案内所で倒れると天王寺の病院に搬送され、即手術を受けています。
闘病生活は10日ほどに及ぶも回復することなく、4月1日午前5時2分に亡くなりました。
49才没。
「松本竜介」の死に様の信憑性
当時の報道では一旦は危機的な状況を回避しており、集中治療室から一般病棟へと移ったと報道がされています。
亡くなった後に紳助のコメントで状態が明らかになりました。
既に23日には脳死の状態で、29日に一般病棟へ移ったのももう処置できることがないのが理由。
脳内出血の理由が過労の可能性については肯定も否定もできません。
ただ関西圏では日の出から開店する店も多いことや一日に平均80人から90人を接客していたと言われます。
暑い日も寒い日も店頭に立ったうえで、接客に加え、契約店舗からのクレーム対応なども含め、ストレスの溜まる日々だったのは間違いないでしょう。
まとめ
松本竜介は2006年4月1日に天王寺の病院にて亡くなっています。
享年49。
死因は脳出血によるもので同年3月22日夜に自身が店長を務める風俗案内所で倒れました。
当日倒れる前には強烈な頭痛により、スタッフに救急車を呼ぶ要請をしていたことが伝えられています。
また風俗案内所は年中無休なうえ、無店舗営業増加により、仕事が多忙を極めており、過労死によるものだとも言われています。
