この記事では、「ダグラス・マッカーサー」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「ダグラス・マッカーサー」とは?
ダグラス・マッカーサーとはアメリカの陸軍軍人で、連合国軍最高司令官や国連軍司令官などを歴任しました。
第二次世界大戦では日本軍との戦いに勝利し、無条件降伏を引き出しています。
戦後は日本占領の指揮に当たり、日本の民主化を目指す様々な政策を実行しました。
昭和天皇とも対面しています。
朝鮮戦争が勃発すると国際連合総司令官として指揮を執りますが、アメリカ大統領トルーマンと対立して解任されました。
「ダグラス・マッカーサー」の晩年
ダグラス・マッカーサーは、晩年を静かに生活していました。
アメリカ大統領選に出馬することを考えたこともありましたが、支持が集まらなかったため断念しました。
その後、事務機器の製造メーカーであるレミントンランドの会長に就任します。
レミントンランド社がスぺリー社に買収されると、今度はスペリー社の社長に就任しています。
しかし、名誉職のようなもので高額の報酬を受け取っていましたが、経営にはほとんど関わっていませんでした。
スペリー社の主要な取引先はペンタゴンなので、天下りといえるかもしれません。
野球やボクシング等のスポーツ観戦を楽しむ生活を送っていたといいます。
「ダグラス・マッカーサー」の死に様
ダグラス・マッカーサーは、1964年にワシントンにある陸軍病院に入院しました。
死因は腎臓と肝臓の機能不全ですが、老衰によるものです。
病院では危篤状態になっても、妻のジーンや看護師たちを笑わせたといいます。
そして、84歳で亡くなりました。
葬儀は国葬として行われ、日本からは内閣総理大臣の吉田茂が出席しています。
「ダグラス・マッカーサー」の死に様の信憑性
ダグラス・マッカーサーの死は老衰ということもあり、穏やかなものでした。
ただし、妻には「頑張る」と言っていたようで生きる意欲を見せていました。
妻のジーンとは2度目の結婚で、57歳の時に結婚しています。
翌年には息子のアーサーをもうけました。
息子には軍に入ってもらいたいと思っていたようですが、息子は軍人の道を選ばずジャズピアニストになっています。
その決断をマッカーサーは受け入れたといいます。
まとめ
ダグラス・マッカーサーは晩年は穏やかな生活を送っていました。
老衰により腎臓と肝臓が機能不全に陥り、84歳で亡くなっています。
