派手な性生活が心臓病を悪化させた?
「ウィルト・チェンバレン」の散り際とは?この記事ではウィルト・チェンバレンの晩年と最期について解説します。
「ウィルト・チェンバレン」とは?簡単に説明
NHKのBS放送でNBA中継が始まったのは90年代前半のこと。
80年代もごく稀にNBA中継はありましたが「ウィルト・チェンバレン」の全盛期は60年代で日本ではリアルタイムで活躍を見た人は皆無だと言えるでしょう。
しかし所属チームの殆どで背番号13は永久欠番になっていることからも凄さはわかるはずです。
NBAのスターゆえ、私生活でのモテっぷりも半端ではなく、それが物議を生んでもいます。
現代基準では線が細く見えますが、NBAで現在も破られていない記録を多々保持する偉大な選手に違いはありません。
「ウィルト・チェンバレン」の晩年
バスケのコーチのポジションは自分には向いていないと判断。
あっさりとバスケットボールの世界とは一線を退きました。
現役時代にニューヨーク市ハーレムのナイトクラブ『スモールズパラダイス』を買収。
1日18時間をクラブで過ごし、ナイトクラブビジネスを実地勉強していたとされます。
NBAで稼いだ資本力、現役時代からナイトクラブビジネスを学んだこともあり、多種多様なビジネスに参画してもいました。
91年10月には自伝『A View from Above』を出版。
2万人の女性と関係を持ったと公言し、物議を醸しています。
「ウィルト・チェンバレン」の死に様
1999年10月12日、カリフォルニア州 ロサンゼルスの高級住宅街ベル・エアにある自宅で就寝中に亡くなっています。
63歳没。
死因は心臓発作によるものでした。
「ウィルト・チェンバレン」の死に様の信憑性
現代のスポーツシーンでのプレイヤーにはアスリート能力が求められ、サッカーの「クリスティアーノ・ロナウド」に代表されるように徹底した摂生は常識です。
しかし60年代はスポーツ生理学もまだ未発達の時代。
「チェンバレン」は派手で不摂生な生活を過ごしていただけに心臓を悪くしても、なんら不思議ではありません。
全盛期の『フィラデルフィア・76ers』時代にはニューヨークに住み、自身が経営するナイトクラブで18時間を過ごし、数時間かけてフィラデルフィアに向かう生活。
『ロサンゼルス・レイカーズ』時代も毎晩乱交パーティーを開催、朝まで過ごすのがザラだったと言います。
関係を持った女性が2万人はさすがに信憑性は薄いもの、派手な性生活は悪評が高く批判も浴びていました。
92年には不整脈で3日間の入院を余儀なくされていましたが、老いてなお盛んな性生活だったことが99年のインタビューで明らかになっています。
まとめ
1999年10月12日、ロサンゼルス州ベルエアの自宅で就寝中に心臓発作を起こして死亡しています。
63歳のことでした。
91年の自伝でも放言が多々ありましたが、晩年のインタビューでも「1人よりも1000人の異なるパートナーを持つ方が最高だ」と受け取れる言葉を残しています。
性行為が心臓の負担になるのは既知の通り。
不摂生と派手な私生活が死期を早めたのは間違いないでしょう。
