この記事では、ブルース・リーの晩年や最期を分かりやすく説明します。
ブルース・リーとは?
ブルース・リーは香港のアクションスターで、カンフーブームの火付け役として知られています。
代表作「燃えよドラゴン」は、世界中でカンフーブームを巻き起こしました。
中国武術を習っており、武道大会でテレビプロデューサーの目に止まります。
テレビドラマ「グリーン・ホーネット」に出演し、派手なアクションで人気となりました。
香港映画「ドラゴン危機一髪」に主演すると大ヒットし、香港のトップスターとなります。
ブルース・リーの晩年
香港のスターとなったブルース・リーは、「ドラゴン怒りの鉄拳」や「ドラゴンへの道」など立て続けに映画に主演します。
コンコルドプロダクションを設立し、主演するだけではなく自ら監督や脚本、制作なども手掛けました。
映画はアジアを中心に大成功を収め、日本でも大勢の観客が押し寄せるなど大人気となりました。
ブルース・リーは香港でアクションスターの地位を不動のものにします。
1973年からはハリウッドと香港の合作映画「燃えよドラゴン」の撮影が行われました。
ブルース・リーは相当な意気込みだったようで、エキストラにも武術指導を行ったといわれています。
ブルース・リーの死に様
ブルース・リーは1973年7月、頭痛がしたので鎮痛薬を飲んで横になります。
すると、昏睡状態に陥ってしまいました。
そして、病院に搬送されますが、そのまま亡くなります。
32歳という若さでした。
ブルース・リーの死に様の信憑性
ブルース・リーの死因は、脳浮腫とされます。
検視が行われましたが、ブルース・リーの脳は通常よりも膨らんでいて脳幹が圧迫されたことで死に至ったと考えられます。
脳浮腫が起きた原因については、はっきりとは分かっていません。
鎮痛剤を服用していたので、その副作用ともいわれています。
脳に腫瘍があったのではないかという説もありましたが、脳腫瘍は検視では確認されませんでした。
また、微量の大麻も検出されており、それが影響したとも考えられます。
そして最近、低ナトリウム血症によるものという説も流れました。
水を大量に摂取しすぎて、ナトリウムの血中濃度が極端に低くなってしまうものです。
それが脳浮腫も引き起こします。
まとめ
ブルース・リーは脳浮腫によって32歳で亡くなりますが、なぜ脳浮腫が起きたのかはよく分かっていません。