この記事では、「イ・ウンジュ」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「イ・ウンジュ」とは?
イ・ウンジュとは、韓国出身の女優です。
高校生の頃に制服のイメージモデルとして芸能界にデビューしました。
1998年に放送されたSBSのドラマ「白夜3. 98」に出演すると、1999年には映画「紅鱒」にも出演します。
2000年には映画「オー!スジョン」で、主演に抜擢されました。
恋に落ちた男女をそれぞれの視点で描いたラブストーリーです。
この作品でイ・ウンジュは、大鐘賞映画祭新人女優賞を受賞しています。
「イ・ウンジュ」の晩年
イ・ウンジュは2004年に出演した映画「ブラザーフッド」に出演し、一躍その名を世に知らしめました。
「ブラザーフッド」は朝鮮戦争に翻弄される兄弟を描いた物語で、その年の最高の観客動員数を記録するなど大ヒットした映画です。
日本でも人気のチャン・ドンゴンやウォンビンも出演しています。
「イ・ウンジュ」の死に様
イ・ウンジュは、2005年2月22日に亡くなってしまいます。
自宅のマンションで自殺しているのを兄が発見しました。
ハンガーにベルトをかけ、首を吊っていたといいます。
手首にも切っていて周囲は血まみれだったともいわれています。
遺書が残されていました。
享年24です。
イ・ウンジュの若すぎる死は、韓国の芸能界に衝撃を与えています。
「イ・ウンジュ」の死に様の信憑性
イ・ウンジュは、うつ病を患っていました。
その原因になったのが遺作となった映画「スカーレット・レター」といわれています。
この映画はエロスとサスペンスが交錯する大人の愛のドラマで、イ・ウンジュは友人の夫と不倫をするチェ・カヒ役を演じています。
全裸でのラブシーンやトランクに閉じ込められ亡くなるシーンなど、衝撃的なシーンが多くありました。
その役柄からなかなか抜け出せず、不眠に陥っていたといいます。
特にトランクに閉じ込められるシーンは、死にたいくらいの地獄だったと語っています。
所属している事務所からラブシーンを強制されたという話もありますが、事務所はそれを否定しています。
本当のところがどうだったのかは今となっては分かりません。
まとめ
イ・ウンジュは映画「ブラザーフッド」で注目され、その名が広く知られるようになったところでした。
次作の「スカーレットレター」に出演したことがきっかけでうつ病を患うようになり、24歳で自殺してしまいます。